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コラム トリマーとして開業するには?失敗を防ぐためのポイントも解説

トリマーとして開業するには?失敗を防ぐためのポイントも解説

トリマーとして開業するための流れを事前に理解しておくと、何が必要なのか抑えたうえで開業の準備に取り掛かれます。
 
しかし、トリマーとして独立し開業したい方のなかには、「トリマーとして開業するには、どうすればいいの?」「必要な資格や手続きは何?」などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、トリマーとして開業する方法や必要な資格と手続きを解説します。トリマーの開業で失敗しないためのポイントも解説しているので、トリマーとして開業をしたい方や興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

 
 

トリマーとして開業する方法

 
トリマーとして開業する方法
 
トリマーとして独立し開業するには、大きく分けてフリーランスになる方法とトリミングサロンを経営する方法の2つがあります。
 
フリーランスは、自宅でのトリミングサービスや出張トリミングなどが開業方法として挙げられます。自分のスケジュールに合わせて仕事を調整できるため柔軟な働き方ができ、開業にかかるコストを抑えられるのが特徴です。ただし、自分で集客や宣伝を行う必要があるため、トリマーの技術や知識だけでなく、経営やマーケティングに関する知識も必要となります。
 
一方、独立してトリミングサロンを経営する場合は、サロンのブランドイメージや信頼性を確立しやすく、安定した顧客を築けるのが魅力です。ただし、トリマーとしての技術力はもちろん、事業の内容や開業予算などを明確にして資金調達もしなければならないため、フリーランスに比べてコストや開業準備に時間がかかる点に注意してください。
 
自分のライフスタイルや開業にかけられる予算などを考えたうえで、開業方法を選択するとよいでしょう。

 
 

トリミングサロンの開業で必要な資格・手続き

 
トリミングサロンの開業で必要な資格・手続き
 
トリマーとしてトリミングサロンを開業するときは、「動物取扱責任者の資格取得」と「第一種動物取扱業登録の申請」が必要です。
 
動物取扱責任者になるには、以下のいずれかを満たしていなければいけません。
 

  • ・獣医師
  • ・愛玩動物看護師
  • ・6ヶ月以上の実務経験と所定の教育機関を卒業
  • ・6ヶ月以上の実務経験と関連資格を取得
  • ・1年以上の飼養経験と所定の教育機関を卒業
  • ・1年以上の飼養経験と所定の関連資格を取得

 
動物取扱責任者になるために必要なトリマーに関連する資格は、「一般社団法人ジャパンケネルクラブ JKC公認資格」「日本動物衛生看護師協会 ドッグ・グルーミング・スペシャリスト」「日本能力開発推進協会 トリマーペットスタイリスト」などの民間資格があげられます。また、実務経験に関しては取りたい種類(トリミングサロンであれば「保管」)の資格を保持しているお店で働かないと取得することはできません。
 
動物取扱責任者は人に与えるライセンスではなく、その場所で営業する為のライセンスになりますので、トリミングサロンの設備も同時に進め、保健所からの立ち入り検査を受ける必要があります。
 
動物取扱責任者の資格を取得したら、第一種動物取扱業登録の「保管」に関する書類を、開業する地域の保健所に提出します。また、トリミングサロンの開業には、開業届の提出も必要です。開業届と同時に、青色申告承認申請書を税務署に提出すると、所得控除を受けられるため、合わせて提出するのがおすすめです。
 
トリミングサロンとして開業するには、動物取扱責任者の資格を取得するだけでなく、いくつかの手続きを済ませなければなりません。保有していない資格や必要な書類を事前に揃えておきましょう。

 
 

トリミングサロン開業までの流れ

 
トリミングサロン開業までの流れ
 
トリミングサロンの開業までの流れは、以下のとおりです。
 

  1. 1.事業計画を立てる
  2. 2.設備や機材を揃える

 
それぞれ解説します。

 
 

事業計画を立てる

 
トリミングサロンを開業する場合、初期費用が必要です。金融機関から融資を受けるときには事業計画書が必要となるため、資格を取得した後に事業計画を明確にしておきましょう。
 
まずは、トリミングサロンの営業形態を決めることが重要です。店舗型にするのか、訪問型にするのかによって、必要な初期費用が異なります。また、どのようなコンセプトでサロンを運営するのか、顧客をどのように獲得するのかといった集客方法も事前に決めておくと、スムーズに開業へ向けた準備をおこなうことが可能です。
 
こうした準備をしっかりと行うことで、スムーズに開業できるだけでなく、成功するトリミングサロンの運営につながります。

 
 

設備や機材を揃える

 
トリミングサロンを開業するときには、場所の選定や必要な機材の準備が必要です。
 
まずは、事業計画をもとに、トリミングサロンの場所を決定します。トリミングサロンを開業する場所によっては、防音対策が必要です。特に、住宅街などでは騒音トラブルを避けるための対策が欠かせません。また、防臭や抗菌効果のある壁紙を使用することで、清潔な環境を保つことができます。場合によっては工事が必要になるため、早めに計画を立てて対応しましょう。
 
場所が決まったら、トリミングサロンに必要な機材を揃えます。トリミングテーブルやハサミ、ドライヤーなどの基本的な機材を用意し、いつでも顧客を迎え入れられるよう準備を整えます。
 
場所の選定から機材の準備まで、しっかりと計画を立てて進めることで、開業後にスムーズなスタートを切ることが可能です。

 
 

トリミングサロンの開業で失敗を防ぐためのポイント

 
トリミングサロンの開業で失敗を防ぐためのポイント
 
トリミングサロンの開業をするうえで、注意しなければいけないのが営業形態です。
 
たとえば、訪問型のトリミングサロンを開業する場合、作業する環境が毎回変わってしまうので、環境に左右されないスキルが必要になります。出張する移動距離や交通状況への考慮も、訪問先の顧客との予定に遅れてしまう可能性があるので、スケジュール管理能力が必要です。
 
また、開業後に失敗しやすいことの一つとして、集客が思うようにできないことが挙げられます。SNSやホームページを運用して、サロンの情報を発信しましょう。さらに、新規開店に向けて割引キャンペーンやイベントを開催するのも一つの手です。
 
トリミングサロンの開業で失敗を防ぐには、事業計画をしっかり立てておけるかが重要になるので、念入りに準備しておきましょう。

 
 

トリマーとして開業するなら

 
トリマーの開業には、動物取扱責任者の資格を取得して第一種動物取扱業登録が必要です。開業届の提出前には、設備や機材の費用を含めた事業計画を念入りに立てておく必要があります。
 
開業を目標とするなら、いかにキャリアを積んでいくかが必要です。
SJDドッググルーミングスクールは、実習を中心にしたスクールなので開業後、すぐに活躍できる環境を整えています。総合的な知識を学べる総合コースやトリマー向けのコース、好きな時間帯で出席できるフリーレッスンコースなどを整えているスクールです。
 
そしてトリミングサロンを開業している卒業生を数多く輩出しております。
 
トリマーとして開業されるなら、ぜひSJDドッググルーミングスクールで学んでください。
 
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