FUJIFILMと提携し、犬のがんリスクを評価する血液検査を導入します。

病院ですることは採血だけです。

結果は後日お伝えします。

この検査は、血液中の「ヌクレオソーム」を測定します。

ヌクレオソームは、細胞の核にある染色体の成分です。

がんは細胞が異常増殖する疾患ですので、細胞の核が壊れる機会が増えてヌクレオソームが上昇します。

ただし、以下の点に注意が必要です。

・炎症、外傷、食後などの条件でも上昇する

・全てのがん患者で上昇するわけではない

・がんの種類によっては上昇しない

したがって、検査結果が悪かった場合でもがんがあるとは断言せず、慎重な評価が必要です。

検査結果が悪かった場合は、レントゲンや超音波などの画像検査でがんを探します。

がんは早期に見つけるほど、治療の選択肢が広がり、病気を乗り越えられる確率が上がります。

がんの早期発見の一助としてご活用ください。